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睡眠と寝具

睡眠と寝具

質の良い睡眠のための寝具

私達人間は人生の1/3を布団の中で、すごしています。
私達にとって最も大切なことは健康であること。その健康を保つ絶対条件とは、バランスの良い食事・適度な運動・質の良い睡眠の三要素が重要と考えられています。
質の良い睡眠がなぜ体に大切なのかというと

  1. 脳の疲労を回復し体の疲れを回復する。
  2. ホルモンの分泌など体のリズムの調整をする。
  3. 体全体の機能の低下を防ぎ、病気への抵抗力を保つ。
といった要素をもっているからなのです。

寝具の選び方

選び方 その1

掛けふとんは重たくなく、敷きふとんは適度な固さ、
そして保温性のあるものを選ぶこと。

睡眠中は主に脳を休息させる「ノンレム睡眠」と、からだを休息させる「レム睡眠」が交互に繰り返されます。

  • 寝返りは「レム睡眠」の前後に起こりやすく日中の筋肉の疲れをほぐし、背骨の歪みを正しくして睡眠中の一定の姿勢から起こる血行不良を直す働きがあります。正しい寝姿勢は、寝返りしやすい状態を作り深い睡眠を導きます。
  • 睡眠中は体が上を向いている状態で睡眠時間全体の40%〜50%をすごすのが、理想とされています。この寝姿勢は敷きふとんの支持性・固さと深い関係があるのです。
    そして質の良い睡眠のための寝具とは、睡眠中の寝姿勢を正しく保つのです。
  • 睡眠中の正常な体温変化は、睡眠の初期の段階では眠りを促すために皮膚温が上昇します。特に手足の先の皮膚温は高くなります。そして、睡眠中のエネルギーの浪費を防ぎ脳に休息を与え、深い睡眠を導くために深部体温は低下を始めます。やがて目覚めの前に再び上昇を始め、起床後の活動に備えます。
  • 質の良い睡眠のための寝具とは、正常な体温変化を妨げないため「ふとんの内部」を約33度に保つものです。

選び方 その2

吸湿・発散がよく、水分を貯めずに乾燥しているもの。

吸湿・発散がよく、水分を貯めずに乾燥しているもの。
睡眠中には、約コップ一杯(180cc)の汗をかくと言われています。

  • これは脳に休息を与え深い睡眠を導くと同時に、体温を下げることによって睡眠中のエネルギー浪費を防ぐ大切な生理現象です。
  • 睡眠に入る段階では発汗量が多くなります。これは眠りを促すために、自律神経の働きによって皮膚の表面温度を急速に下げ深部の体温を下げることを促進するためです。そして睡眠中に出た汗は掛けふとんに30%・敷きふとんに70%が吸収されています。
  • 質の良い睡眠のための寝具とは、この発汗に対して吸湿性・透湿性・放湿性の機能が働き「ふとんの内部」の湿度を約50%に保つものです。

選び方 その3

吸湿・発散がよく、水分を貯めずに乾燥しているもの。

熟睡するためには?

睡眠では大脳が休むと共に、体も休息しないと「質の良い眠り=熟睡」にはなりません。

深部体温が低いということは「体が休息状態にある」ということです。
このため深部体温が下がる途中に眠気を催し、下がり方が急であるほど眠りにつきやすいのです。

深部体温には自然のリズムがあり、自然のリズムで生きていくのが一番良いですが、現代人には難しいことです。
逆に都合の良いタイミングで深部温度をいったん上げて、その後、上手に下げれば、入眠しやすく質の良い眠りになるのです。

  • お風呂・運動・食事(内容にもよりますが、冷たいものを食べると1.5時間は寝づらくなります。)
    これらのものは2時間前をめどに終わらせておきましょう。
  • 30分前に放熱を進めるには暖かくしてリラックスするのがよいのですが、毛細血管が収縮するようなこと、たとえばタバコ・テレビゲーム・怖いビデオ等は避けるべきです。
  • 白い光は昼間の太陽光に近く、その刺激は視神経を通じて脳の松果体に伝えられます。 そこで生産される「メラトニン」というホルモンは、深部体温を下げ睡眠へ導く働きをします。
    白い光の刺激はメラトニンの生産を減らし、深部体温を下げない・皮膚温を上げない働きがあるのです。